親知らずって悪さしなければ痛く無いんですけど、なんせ口の中の一番奥にあるものだからなかなか歯磨きもしにくいんですよね。
うっかり虫歯になったり、なんだかへんてこな生え方をしてきたりする親知らずの歯。
ちょっとだけ顔を出してる時が歯茎を押してめちゃくちゃ痛いんですよね!
親知らずでも抜歯しない人もいるようですけど、殆どの人が抜歯や切開切除など何らかの外科的な手術をしているようです。
親知らずを抜くと腫れると聞いていたけど本当?の疑問にお答えします。お付き合いくださいね。
親知らずは奥歯の奥に生える
親知らずは奥歯の奥生えるのですが、上にも下にも生えるんですよ。
上の歯の親知らずは抜歯で痛むということは少ないようです。
一方、下の歯の親知らずは痛い!!という方がほとんどで腫れを伴うことが多いのが特徴です。
しかし、腫れは親知らずの状況や個人の体調、手術の方法などによっても異なるので一概にはいえません。
歯自体は骨ですから根深く生えた骨を脱臼させて取り除くのが親知らずの抜歯と呼ばれるものです。
親知らずを抜く、取り除くと判断した場合の状況はほとんどが横に生えていたり埋まっていたりするなど手術が必要な事が多いです。
親知らずは他の歯に比べて奥に生えていてしかも深い所から生えています。
歯肉を切開し無理やり取り除くという作業はわざわざ怪我を大きくして取り除いているということです。
物理的に仕方がない手術ですが、傷つけている部分が大きいから炎症して腫れてくるというわけです。
腫れている期間
特に下の歯の奥に生えた親知らずの手術が腫れやすいとお伝えしてきました。
いったいいつまで腫れが続くのでしょう…。
親知らずを取り除いた当日はそんなに腫れませんが、翌日からほっぺが腫れてきます。
大きなアメでも食べているかのように腫れる方や、よく見ればちょっと腫れてる?という方まで様々です。
手術後だいたい1週間あたりがメドですね。腫れと同時に痛みもあるので硬いものや刺激物などを食べないようにしましょう。
炎症がおきている時は免疫を低下させないことが大切です。できるだけ安静にして無理をしないことが大切。
免疫が低下すると細菌に感染しやすくなり結果また患部が腫れてくるなんてことに…。
小さくても手術を受けたことに変わりないので安静を心がけてください。
特に注意の腫れの症状
2週間以上腫れが引かない、痛みが増してきたなどの進行があればすぐに抜歯した歯科医院に受診しましょう。
ドライソケットという症状かもしれません。何らかの理由で傷口が上手く塞がっていない状態です。
他の合併症になりえますのですぐに歯科医師に診てもらいましょう。
また、清潔にしようと歯磨き粉での歯磨きをすると抜歯の傷口に歯磨き粉の粒子が入り込み治るどころか悪化させてしますこともあります。
なので、医師に処方された薬をしっかり飲み注意事項を守るようにしてください。
