親知らずとよく聞きますがそもそも親知らずってなに?ですよね。
大人の奥歯の中で1番奥に生えてくる歯のことで、この歯が生えてくる時期に関係があるのです。
この歯が生えるのは10代後半から20代前半に掛けて生えてくる人が多いのが特徴です。
子供とはいえない年齢でいちいち親も口の中までは見ていないようなお年頃、親が知らない間に生えてきている歯という説が濃厚です。
現代人の食生活の変化で親知らずができるわけではないんですよ!親知らずは大昔の弥生時代から脈々と受け継がれています。
弥生時代も親知らずが上手く生えなくて痛いとか抜いて痛いとかそういう事例があったそうです。
親知らずは現代人とかの次元ではなく人類の進化の過程でのひずみみたいなものなのかもしれませんね。
親知らずの治療法
親知らずは生えたら抜くしか無いと思っている方も多いですが、抜かなくてもいい親知らずもあるのです。
・上手に生えている
・歯の温存を考えている
などの理由で親知らずを抜かないという人もいます。
一方親知らずを抜かなければいけないという人もいるのが現状です
・親知らずが虫歯
・親知らずが上手く生えておらず既存の歯の邪魔をしている
・中途半端に親知らずが生えているので衛生的に悪くなる恐れがある
奥歯の更に奥に生えているため歯磨きもしにくく虫歯治療もしにくいため抜歯という選択をする歯医者さんが多いです。
抜歯した時の痛みは?
抜歯するときには麻酔を使います。抜歯した当日は痛み止めをもらうので痛みはさほど気にならないでしょう。
抜歯後の痛さのピークは2日〜3日程度。この状況も加味して歯科医院では痛み止めを処方してくれるので心配しなくても大丈夫。
3日目を過ぎたあたりから痛みは徐々に収まり何かの拍子で痛いと思うことはあっても回数や痛みの程度も低くなってきます。
ズキズキする痛みは抜歯後の1週間程度で収まるので必要以上の心配はいりません。
1週間たっても痛い…そんなときは歯科医院へ
一週間経っても痛さがおさまらない時は違う感染症になっている恐れがあります。
抜歯した後は傷口が大きく開いた状態でそこに細菌などが繁殖し痛みを引き起こしているおそれがあるのですぐ歯科医院へいきましょう。
抜歯後の注意事項をしっかり守り傷口が細菌に感染しないようにしましょう。
・抜歯後は必要以上にうがいはしない
・抜歯後の後を舌や指で触らない
・硬いものを食べない
・血流が良くなるようなこと(酒、入浴)は控える
・入念な歯磨き
など、傷口を刺激することを極力避けて抜歯当日は安静にしましょう。
親知らずの抜歯は怖くない
親知らずの抜歯を経験している人はたくさんいらっしゃいます。
それだけ歯科医院の医師も経験を積んでいると思えば不安も解消されますよね。
たかが抜歯ですが立派な外科手術です。医師からの注意事項は必ず守ってくださいね。
