冷蔵庫の中は、気温が低いからカビが生えないなんて思っていたら大間違いです。
カビの発生しやすい環境に、高温、湿気、栄養源とあります。
これはカビが発生し、増加しやすいだけで、もともと菌があったりすれば、ゆっくりですが、カビは発生するのです。
冷蔵庫にカビが発生する原因
⑴ 開閉が多い場合や暑いものを、冷まさないまま冷蔵庫に入れたりする事により、湿気が増えてしまい、カビの発生原因になります。
⑵ 食材にもともと付いていた菌が、他の食材にも胞子を飛ばし、カビが増殖します。
⑶ 冷蔵庫のパッキンの劣化により、閉まっているはずの冷蔵庫が密閉されなくなります。
そのため、特に湿度の高い夏場は、湿気が入り込むし、外からカビの菌が入り込む可能性が高くなります。
⑷ 冷蔵庫の中で、汁がこぼれたりしたのを、気付かす放置した場合、カビの発生の原因になります。
また、これが冷蔵庫の臭いの原因にもなりますね。
冷蔵庫は冷やすための家電だからと、安心してはいけません。
こまめな掃除がカビを予防するために、必要であると言えます。
カビを掃除しよう
食べる物をしまう冷蔵庫は、衛生的でなくてはいけません。
特に夏場や梅雨など、雨の多い季節には、充分に気をつけなければいけません。
冷蔵庫の中の物を全て出して、冷蔵庫の電源をoffにします。
タマゴ入れなどの取り外し可能なものは、オケに漂白剤の入った水を張り付けておきましょう。
冷蔵庫の中で使用するのは、体に悪い影響を及ぼさない物でなくてはいけません。
即ち、カビキラーとかなどは絶対ダメです。
また、冷蔵庫の中にカビが発生している場合は、マスクを使用して下さい。カビの胞子を吸い込む危険性があります。
重曹で掃除
重曹水を作り、カラのスプレーにいれます。重曹水は、水200mlに対し重曹小さじ2杯いれます。
冷蔵庫の中に、重曹水をスプレーします。
5分位放置したら、拭き取りましょう。
最後に、布にエタノールを染み込ませたもので拭いて置けば、殺菌予防になります。
クエン酸で掃除
クエン酸水を作り、カラのスプレーにいれます。水500mlに対しクエン酸小さじ2杯入れてよく混ぜ合わせて下さい。
冷蔵庫に、クエン酸水を吹き付けます。
5分位放置したら、綺麗に拭き取りましょう。こちらも、エタノールを染み込ませた布で最後の仕上げをします。
エタノールやアルコール消毒薬で掃除
最初からエタノールなどの殺菌剤を使います。エタノールはそのままを空のスプレーボトルに入れます。
冷蔵庫にエタノールを吹き付けます。
5分放置したら、エタノールのついたタオルで、浮いた汚れを除去して、終わりになります。
最初からエタノールを使えば、掃除にも対処予防にも、使えますから便利ですよ。
『たくさん詰め込まない』
冷蔵庫にたくさん食材を詰め込むと、中の冷気が均等に廻らなくなり、カビが生えやすいうえ、食材が腐りやすくなります。
また、何かがこぼれても気づかないという事にもなります。口に入れる物を入れていますから、そう言った部分も気をつけていくと良いですね。
