ゴムパッキンって、本当にすぐカビが繁殖します。しかも、取れにくい。
柔らかいゴムパッキンは、隙間にあるせいもあり、掃除をおろそかにしてしまい易い箇所です。
しかし、ほっとけば、カビは増殖し広がります。また、深い位置まで根を伸ばしてしまい、更に取れにくくなってしまうのです。
ゴムパッキンの撃退
それ程頑固でない場合なら、お酢と重曹で落ちます。
体に有害な物質ではありませんし、お子様にも安心な素材です。
▪酢と重曹の掃除の仕方
用意するもの
・カラのスプレー
・酢
・重曹
・キッチンペーパー
・お掃除ブラシ(古くなった歯ブラシを活用)
1:まず、酢1に対し水2の割合で混ぜ合わせ、カラのスプレーにいれます。
2:ゴムパッキンにスプレーを吹きかけましょう。
3:ブラシでゴムパッキンを擦ります。酢スプレーで、まず、掃除する事で重曹が浸透しやすくなります。
4:重曹を振りかけて、キッチンペーパーを被せます。
5:放置時間は30分です。
6:キッチンペーパーを取り外し、洗い流しながら擦ります。綺麗に拭き取ります。
*最後にアルコール消毒剤かエタノールがあれば、塗っておくことにより、カビの再発生を予防する事が出来ます。
1回で落ちきらない場合、これを繰り返し掃除の度にやる事で、カビを落とせます。
強力なカビには「ゴムパッキン専用カビキラー」が有効
上記に説明したやり方では、生ぬるい程、カビが浸透し過ぎてしまったものには、ゴムパッキン専用カビキラーをおすすめします。
ゴムパッキン専用ですから、中身はジェル状で、細かく狭いパッキンに浸透しやすいようになっています。
こちらは塩素系の薬品で、更に強い次亜塩素酸ナトリウムが配合されています。
最強の漂白力と殺菌効果があります。
しかし、使用法を間違うと、危険な成分ですので、必ず注意書きをお読み下さいね。
ゴムパッキン専用カビキラーの使い方
用意するもの
・市販のゴムパッキン専用カビキラー
・ゴムてぶくろ
・マスク
・目を保護するもの(ゴーグルなど)
・ブラシ(小さい歯ブラシみたいなもの)
・キッチンペーパー
*換気を必ずして下さい。また、ゴムてぶくろなどを必ず装着して下さい。
1:ゴムパッキンを中世洗剤などで掃除します。無駄な汚れがあるとカビキラーの効果がうすれます。
2:綺麗に洗い流し、水気を拭き取ります。
(乾いた場所でないとカビキラーは効果ありません。)
3:ゴムパッキン専用カビキラーを付けます。
4:上からキッチンペーパーで押さえます。
5:放置はカビの酷さにもよりますが、30分~6時間放置しましょう。
6:キッチンペーパーを外して、お湯で洗い流します。最後に水気を拭き取りましょう。
*これで、ほとんどのカビは撃退されます。
ゴムパッキンにも寿命がある
新築の場合、ゴムパッキンにもカビ予防のため、コーティングが施されています。
しかし、これも永遠に効果があるわけではありません。
いつかは、効果がなくなります。また、ゴムパッキンも劣化していきます。
どれだけ掃除しても綺麗にならない。
劣化が激しい場合は、新しく取り替えるしかありません。

