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オロナインには二重にする効果があるのか?正しい使い方とは?

オロナイン 二重 効果 使い方

今巷でオロナインに二重にできる効果があると噂されていますが、本当のところはどうなのでしょうか。
特に若い女性の間では夜オロナインを目の周りに塗ると朝二重になっているなんて話も…。

オロナインについていろいろ調べてみたのでお付き合いください。

そもそもオロナインの効果は?

そもそもオロナインの効果にはどういったものがあるのかご存知ですか?

ニキビ、はたけ、吹き出物、しもやけ、軽い火傷、、いんきん、たむし、しらくも、乾燥した水虫など。

皮膚の疾患につける薬なのです。入っている成分は次の通り

  • クロルヘキシジングルコン酸塩液
  • ラウロマクロゴール
  • ポリソルベート80
  • 硫化ALK
  • マクロゴール
  • グリセリン
  • オリブ油 など…

色々入っていますが省略しますね。一番重要な成分はクロルヘキシジングルコン酸塩液です。

この成分は消毒成分なのでニキビや火傷など消毒を必要としている疾患に有効とされています。

本当に二重になったの?

正直に言って二重効果はありません。オロナインは皮膚が薄いところに塗ると腫れや湿疹などができる人がいます。
おそらく何らかの状態で腫れて偶然にも二重になったのではないかと推測されます。

大塚製薬さんに伺ったところ、

目の周りには使用しないでくださいとのこと。

メーカーのいうことは信じたほうがよさそうです。

オロナインを瞼に塗る危険性

発汗作用があって二重になった!と口コミされているようですが、発汗作用の成分は一切入っていません。

ほとんどが殺菌作用が期待できる成分と、皮膚を保護するためのワセリン(油)やグリセリンなどでできています。

殺菌作用成分ははニキビのアクネ菌を殺菌したり火傷した時の消毒もかねているので一時的に使う薬としては優秀です。

しかし、長期使用で皮膚の上にいる常在菌も殺菌してしまうことに…。そうなると余計に肌トラブルを引き起こし取り返しのつかない結果に。

皮膚の上にも常在菌がいて様々なリスクから身を守ってくれているのです。

目に入るとさらに危険

オロナインには殺菌作用の強い成分が入っています。そんな成分が目に入ったらどうなるのでしょう。

角膜炎になるリスクがあるそうです。目は代わりがないのでぜひ大切にしてほしいところです。

目に異常を感じたときは眼科へ受診してください。

二重になるにはやはり裏技はない…

オロナインの用途は皮膚の殺菌、消毒となっています。それ以外に使用するのは危険と言っていいでしょう。

ある美容家がこの状況を見て「あんなもの目の周りに塗ったら腫れるに決まってんじゃない!」と怒っていたなんて話もあります。

目の周りの皮膚が薄いところはデリケートで少しの刺激でもしわになってしまう所。そんなところに消毒薬を塗り込むのは危険極まりない!

ネットの情報に惑わされず正しい目で判断してほしいものです。