蚊が出る嫌な季節が夏ですね。刺されたら痒いし、本当に嫌ですよね。
実際、蚊は、産卵するメスが栄養源として、人の血を吸いますが、普段は草木の露などで、生きています。
蚊に刺されやすいとか、刺され難いとかありますが、男女で比べると女性の方が刺されやすいのでしょうか?
蚊に刺されやすい体質
主に蚊は、体温が高い人や二酸化炭素に誘われて近づいてきます。
また、汗をかきやすい人、肥満体質の人やアルコールを飲んだ後、または、足の臭い人に寄ってきます。
これは、男女の差はなく、体質や症状で蚊が寄りやすいと言うことです。
では、男女では、どちらが刺されやすいかの違いはあるのでしょうか。
女性が刺されやすい原因

⑴化粧品や香水の成分で寄ってくる
実は、化粧品の成分には、蚊が寄ってくるものが含まれています。
ですから、ナチュラルメイクの人より、バッチリメイクの人の方が刺されやすいとされています。
⑵ 妊婦さんは刺されやすい
妊娠して、お腹が大きくなると呼吸が増えます。そのために、普通の人より二酸化炭素を吐き出す回数が増えるため、蚊に刺されやすくなります。
⑶ 柔らかい皮膚
蚊も、硬い皮膚よりは柔らかい刺しやすい皮膚の方が好みです。男性より女性の方が肌が柔らかいため、蚊に刺されやすくなります。
男女の差はそれ程ない!
上記の3点だけを見ると、女性の方が刺されやすいのかな、と思えますが、実際は、男性の方が、汗をかきやすいので、刺されやすいとも言えます。
結局は、性別ではなく、体質や蚊を引き寄せるようなものを身につける事により、蚊に刺されやすくなるというのが正しいようです。
蚊に刺されやすい色
蚊は、暗い色を好みます。ですから、黒っぽい服装を好んで着る人は刺されやすくなります。
また、日焼けした黒い肌の人も白い肌の人より刺されやすいのです。
血液が酸性
食べ物の好みでも、刺されやすい体質というのがあります。
肉が好きな人の血液は酸性になります。蚊は酸性の血液が好きなので、肉好きな人、洋食系が好きな人は刺されやすい血液体質と言えます。
和食のようなものや野菜中心の食事をしている人は血液がアルカリ性なので、蚊には刺されにくいのです。
蚊に刺されないために
血液をアルカリ性にするのもありですが、蚊は、柑橘系の匂いが嫌いです。
柑橘系の香水をつける事で、蚊が寄り付かなくなります。
白っぽい服を着ていても、蚊はあまり近づいてきません。汗などは匂いで寄ってきますから、すぐに汗を拭くと良いでしょう。
蚊は感染症を媒介するため危険
蚊は、病原菌を媒介するため、実は危険な虫なんです。マラリアやデング熱、日本脳炎、ジカウイルスなどを感染させる場合があります。
世界では、まだまだ、蚊による媒介で感染し、亡くなる人もいます。病原菌を持っているものから血を吸い、そこからウイルスなどを媒介してしまうのです。
蚊に刺されて、体調がいつもと違う場合は、すぐに病院に受診しましょう。
なるべく蚊に刺されないようにする事が、感染症にかからない一番の方法になります。
蚊に刺されやすい人 解説動画
