風邪と言われるウイルスはなんと100種類にも及ぶ数があるんですよ!!
そんなにあれば市販の風邪薬を飲んでも効かないなんてことが起こるわけですね。
風邪を引くのは冬が一番多いと思われがちですが、春先や秋口など昼と夜の寒暖差が大きい季節によくかかるようですよ。
寒暖差が大きいときは体温調節も上手くできないのでウイルスが体に侵入しやすいそうです。
夏も同じく暑さで体力が低下している時にウイルスが侵入するというわけなのです。
風邪もひき始めが肝心でここを押さえると治るスピードが格段に早くなります。
そんな時病院に…と思って内科に行っていた人多いのでは無いでしょうか。
耳鼻咽喉科でも風邪を診てもらえる事ご存知ですか。風邪のひき始めは内科?耳鼻咽喉科?の謎に迫ります。
風邪の症状から…
風邪を引いた時まずどんな症状に悩まされるのでしょう。ざっと箇条書きにしてみました。
・喉の痛み
・鼻水
・咳
・熱
・吐き気
・頭痛
などなど色々と症状がありますね。症状も人それぞれで感染したウイルスの種類や個人の免疫タイプで症状に違いが出てきます。
喉が弱い方はすぐ喉が腫れたり、風邪を引くと鼻づまりの症状が強く出たりと人によって違いが出てきます。
風邪を引いたと思った時どの科の病院に行けばいいのか…と悩む方次では簡単な判断基準をお伝えします。
内科か?耳鼻科か?受診の判断基準
「風邪」はどちらの科でも受診可能です。耳鼻咽喉科で風邪を受診する際の基準をお伝えします。
耳鼻咽喉科
喉の痛みや腫れ、鼻水、鼻づまり
耳鼻の専門家ならではの症状のときは耳鼻咽喉科をおすすめします。
内科
咳が2週間以上続く、熱、吐き気、下痢、頭痛
上記の症状が出ている際は内科での受診となります。
風邪のひき始めはどちらがいいの?
風邪のひき始めは喉の痛みや鼻水が出たりしやすいですよね。
熱がないなら耳鼻咽喉科の方を受診してください。喉の痛みや腫れの場合は、喉に直接薬液を塗ってくれるので痛みの軽減につながります。
幼児(1歳〜)の方は小児科へいくことが多いかと思いますが、耳鼻科の方がいい場合もあるんです。特に鼻水の症状がある場合は耳鼻科がいいですね。
幼児の場合体の構造上、耳と鼻は近いので鼻水が耳にまわって中耳炎にかかりやすくしかも自分で鼻をかめない…。
小児科では鼻水を吸引してはもらえませんが、耳鼻科では鼻水を専用の機械でしっかり吸い取ってくれます。
幼児がかかりやすい中耳炎の予防にもつながるので喉、鼻の症状だけの場合は耳鼻科咽喉科を受診してください。
一方、鼻水や喉の痛みに加え熱が出たら内科で受診をしてください。また、下痢や吐き気といった症状が出ている場合も内科への受診となります。
喉や鼻水にとどまらず全身症状になっているので注意が必要です。
気管支炎、喘息などは呼吸器内科の受診になります。なければ内科でも受診が可能です。
風邪のひき始めは耳鼻科咽喉科へ
風邪のひき始めはまだ症状も軽い状態で喉や鼻水といったことが多いため耳鼻咽喉科で受診するといいでしょう。
悪寒の様な症状が出てきた場合は内科受診になるので注意してくださいね。たかが風邪と侮らないで症状をよく観察して病院にいくようにしましょう。
