エアコンを冬の間使わずに、夏になっていきなり付けたら、臭いがする場合があります。
酸っぱいような嫌な臭いですよね。
臭いの原因や除去方法はあるんでしょうか。専門家に頼まないとダメなのか、機械オンチだといまいちわかりませんよね。
エアコンの臭いの原因

あの嫌な臭いの原因は、生活臭にあります。
タバコの臭い、汗やペットの匂い、食べ物や油の臭い、カビの臭いです。
染み付いたカビ以外の臭いなら、拭き掃除とフィルター掃除で何とかなりそうです。
フィルターの掃除
⑴ 掃除をする前に、エアコンの電源を切りましょう。
⑵ エアコンの外部にあるホコリを吸い取り除去したら、水拭きをします。
⑶ エアコンのフィルターを外したら、外側から掃除機でホコリを吸い取ります。
内側から吸い取ると目詰まりを起こしますから気をつけましょう。
⑷ フィルターの内側をシャワーなどをかけて掃除します。よく、汚れを落として下さい。
⑸ フィルターを陰干しして乾かしましょう。
吹き出し口の掃除
中のフィルターを掃除しても、吹き出し口が汚れてたら意味がありませんね。
吹き出し口のお掃除もしましょう。
⑴ 吹き出し口のルーパーを回します。
動かない場合は、無理して回さないように。壊れる原因になります。
⑵ 割り箸に布を巻き付けたものに、薄めた中性洗剤を染み込ませます。
⑶ 割り箸で、汚れをきれいに拭き取りましょう。ついた洗剤は必ず乾いた別の布のついた割り箸で拭き取って下さい。
⑷ 最後に水拭きをしたら終了です。
更に内部を掃除したい
冷却フィンを掃除する洗剤などが、市販されています。
使用上の注意などを守って使用すれば大丈夫でしょうが、間違えた掃除の仕方をすると、エアコンの壊れる原因になりますから、気をつけて下さい。
エアコンには、洗浄スプレーを使用して個人で、掃除しないで下さい、という注意が書いてあったりします。
不安な場合は、専門の掃除屋に頼んだ方が、良いでしょう。
掃除自体も大掛かりになりますので、個人では専門知識がないと、壊してしまう可能性もあります。
何故エアコン内に汚れやカビが発生するのか
エアコンとは、部屋の中の空気を吸い込んで、冷やした空気を出すという循環を繰り返しています。
そのため、部屋の中のホコリなどを吸い取ってしまうのです。
吸い込んだホコリなどがフィルターに付着するため、フィルターを掃除しないと、エアコンが効きにくくなったり、吸い取りが悪くなるため、電力消費が多くなったりします。
また、カビが発生するとカビが器官に入り込んだりして、健康上の問題も発生してしまいます。
エアコンが作動すると中で水が発生します。それとホコリが結びつきカビが発生するわけです。
カビ予防法
エアコンを使わない季節でも、月一で送風運転をしたりすると、カビを発生させるのを予防する事が出来ます。
また、エアコンを始動させたばかりに、カビが吹き出すので、始動して10分ぐらいは、窓を開けて換気しておくと良いでしょう。