最近は、花粉やタバコ、ペットの臭いなどに空気清浄機は大人気です。
PM2.5の問題もあり、空気の綺麗さに敏感になって来ています。
空気清浄機もその種類により、何に対して効果あるかをしっかり確認して買わないと失敗してしまう場合があります。
また、置く場所も間違えていては、空気清浄機の意味を全くなさなくなってしまいます。
空気清浄機のしくみ
空気清浄機のしくみを知らないと、どうやったら一番効果があるかを見分けられません。
空気清浄機は、空気を綺麗にしている訳ではありません。
空気中に浮遊するホコリ、花粉、臭気をフィルターに付着させて、残りの空気を吐き出しているのです。
名前だけ見ると、空気を取り込み、新たに浄化された綺麗な空気が吹き出してくるイメージですが、空気自体は何ら変わりません。
ですから、お部屋の換気をしないと、二酸化炭素などは、増えていくだけになってしまいます。窓を開けたりする換気は必要になります。
空気清浄機の用途により置き場所を変える
どんな用途で、空気の清浄をしたいのかにより、置き場所は変わります。
タバコの煙や臭気を取り除くためなら、煙は上に上がりますから、空気清浄機は上のほうに設置した方が効果があります。
花粉やほこりを除去する目的なら、花粉やほこりは、比重が重いので、下に落ちてきます。ですから、空気清浄機は床に置く方が良いとなります。
花粉などは外から家の中に入って来ますから、玄関に設置すると有効的になります。また、ドアの開閉により、空気が動くので、ドア付近に置くのも良いですね。
空気清浄機の適用床面積
空気清浄機には、適用な床面積が記載されています。
例えば、空気清浄機に部屋面積6畳分と記載されていたら、その空気清浄機は、6畳の部屋なら、タバコ五本分の煙を約30分で清浄出来ますよ、という意味になります。
タバコを吸わない場合なら、もっと早く清浄出来るわけです。
どのくらいの広さを清浄出来るのかは、重要なので、空気清浄機を購入する時には必ず確認しましょう。
エアコンを使う場合の設置場所
夏場エアコンを使う場合、冷たい空気は下に流れます。それにより空気の流れが起こります。
ですから、夏場の空気清浄機は、床に置くとより効果を発揮します。
冬場暖房をする場合は、暖かい空気は上に上がりますから、空気清浄機は上にあると効果があります。
このように、部屋の空気の循環を考えて置くと集塵能力を最大限に活用出来るようになります。
フィルター掃除はこまめにする
フィルターにほこりやタバコの煙、花粉、などが付着すれば、だんだん溜まりますよね。
するとフィルターを掃除しなければ、集塵能力が落ちてしまいます。
フィルターだけでなく、排気口や吸い込み口の掃除もこまめにして下さい。
排気口が汚れていては意味がありません。
効果を最大限に
空気清浄機の排気口や吸い込み口は、メーカーや種類により、違います。
吸い込み口をホコリや花粉が入りやすい場所に向ける事は重要です。
排気口を家族が集まる場所に向けるのは間違いですよね。そういう部分も考えて設置場所を決めるとより効果的に使えます。