毎日浴槽は洗っていても、何故か出来てしまう黄ばみ。
いくら洗っても落ちませんよね。
黄ばみの原因には、いくつかありそうです。
特にプラスチック(樹脂製)のバスに現れやすい黄ばみの原因は何でしょう。
黄ばみの4つの原因と掃除方法
① 水道水に含まれるマグネシウム、カルシウム、ケイ素の金属のカスが固まり張り付いてしまう
これらはミネラル分なので、アルカリ性の汚れになります。
酸性により落とす事が出来ます。
クエン酸を使いましょう
但し、クエン酸は大理石や鉄には使わないようにして下さい。
また、塩素系の薬品と混ぜると危険ですので気をつけましょう。
クエン酸を振りかけた後、5分~10分放置します。その後、スポンジで擦ります。
後は、水を流すだけで終わりです。
② 湯垢などが残り、皮脂などが固まったもの
→湯垢は、皮脂の汚れやジャンプーや石鹸が固まった酸性の汚れになります。
アルカリ性のもので、落とせます。
浴槽の黄ばみの部分に、重曹を振りかけます。更にクエン酸を少しかけると泡が発生します。5分位放置します。
その後、スポンジで擦り落として、水で洗い流しましょう。
③ 古くなったため劣化している。
こちらは、劣化のせいなので、浴槽を新しくするしかありません。
④ 入浴剤の色素の沈着。
色素の沈着は、漂白剤を使います。
カビキラーには、漂白効果もありますから、カビキラーで落とせます。

カビキラーは危険性の高い薬剤成分を配合してありますから、使用する際は、換気や防護対策を必ずして下さい。
カビキラーを吹き付けたら、ラップやキッチンペーパーを上に貼り付けると効果が上がります。5分~10分放置したら、ブラシなどで擦り、水で洗い流します。
よく薬剤が流れるまで、水で流して下さいね。
黄ばみを出さない予防策
カビの発生に必要な、湿度、気温 、栄養源(皮脂汚れなど)を残さない事が一番大事な事になります。
実は、重曹風呂が体に良いって知っていますか。
重曹には、掃除用の重曹と食用の重曹があります。
お風呂のお湯に混ぜるのは、食用の重曹です。肌がツルツルになる、温泉にも劣らない効果があるのです。
週に2回ぐらい、重曹風呂に入れば、浴槽の黄ばみ予防にもなります。一石二鳥ですよね。
重曹風呂で浴槽の黄ばみ予防
重曹の科学名は、炭酸水素ナトリウムです。つまりは、ソーダの事です。
重曹大さじ2杯に、クエン酸小さじ2杯を風呂の湯に入れます。
それにより、炭酸風呂の出来上がりです。
また、重曹のphは8.4です。温泉のphは8.2です。つまり、お肌にとても優しいという事になります。
重曹が、皮脂などを分解してくれますので、お風呂の汚れにも効きますが、人間の肌の皮脂汚れにも効果があります。
また、匂いを消臭したり、肌の角質を剥がし、ターンオーバー(表皮のサイクル)を正常化するため、ツルツルの肌になるという訳です。
重曹風呂で肌を癒し、更に、浴槽の黄ばみ予防にもなりますから、おすすめの予防法ですね!
